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“鉄道流”数字の読み方 初級編

こんにちは、現役鉄道マンのKYSです(^^)

本日が初投稿ということでネタに悩みましたが、せっかくですので、鉄道業界の慣習みたいなものを一つ紹介してみます。テーマは数字の読み方です。

鉄道現場には独特の「数字の読み方」がある

突然ですが次の単語、みなさんはどう読みますか?

 7時

別に、なぞなぞとか引っ掛け問題ではありません(笑) 素直に答えてください。

「しちじ」

そう読んだ人──

そうですよね。普通は「しちじ」と読みますよね。それで何も間違っていません。ところがこれ、鉄道の現場で働く係員は、違う読み方をします。

「ななじ」

日常生活では、あまり使わない読み方です。使っている人もいますが。

「聞き間違い」を防ぐための工夫

なぜ、こんな読み方をするのか?
それは聞き間違い防止のためです。具体的には、1時=「いちじ」と聞き間違えるのを防ぐため。

別に鉄道に限った話ではないですが、時刻の聞き間違いは、トンデモない作業ミスを引き起こす可能性があります。それを防ぐための工夫です。

「0」の特殊な読み方

さて、続いての読み方問題は──

 8時06分

「はちじ ろっぷん」。それが普通の読み方だと思います。

しかし鉄道流の読み方は、「はちじ ぜろ ろっぷん」。これも係員間の正確な伝達をはかるため。00~09分の間でも、10の位の読みを省略しないのですね。

なお、「0」は「ぜろ」ではなく、「まる」や「ころ」と読む人も多いです。「まる」はわかるけど、「ころ」って何ぞや? おそらく、「0」が丸いのでコロコロ転がっていく様から生まれたのではないかと。

今回はここまで。次回に続きます。

続きの記事はこちら “鉄道流”数字の読み方 上級編

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