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おにぎり屋をコンサル & 関東鉄道がチラッと登場 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』

日曜朝のスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』第4話は、なんと飲食店のコンサルティング話。赤字のおにぎり屋を立て直します。鉄道もチラッと登場。

戦隊メンバー5人のうちの一人が雉野つよし(33歳会社員・新婚3ヶ月)です。雉野はコンサルティング会社に勤めていますが、桃井タロウ(主人公レッド)が短期の仕事で入社してきます。雉野はタロウとコンビを組み、閑古鳥が鳴くおにぎり屋のコンサルティングをする……というお話。

戦隊モノに33歳会社員とか、制作陣はトチ狂ったのかと最初は思いましたが、よく考えると良い設定ですね。というのも、「会社の仕事」という切り口で話を作れるからです。メンバーみんなが正義の組織に属する20歳前後の若者だったら、「会社の仕事」は無理だよなぁ。

水野さんがおにぎりを食べ歩くシーンで関東鉄道が登場

コンサルティングの依頼主は、おにぎり屋店主・水野幸雄。店に赴いた雉野つよしと桃井タロウは、さっそくおにぎりを試食。タロウいわく「80点」だが「合格とは言っていない」「人を感動させるレベルには達していない」。

そこでおにぎりの味を向上させるべく、水野さんは食べ歩きの修行に出ます。その一コマが↓こちら。

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『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』第4話より抜粋

この近くにある評判のおにぎり屋を訪れた水野さん。テイクアウトしたおにぎりを駅ホームで食べている……というシーンでしょう。駅ホームで食べるおにぎりは美味しさ2割増し。

というのはともかく、この車両は茨城県の関東鉄道常総線ですね。非常に見にくいですが、ホームの案内板には「守谷・取手方面」とも書かれていますし。

さすがにこの構図だけだと、地図で場所(駅)を特定するのは難しい。そこで、Y○utubeで関東鉄道常総線の前面展望動画を閲覧。当てはまりそうなのはどの駅だ? その結果、おそらく小絹駅ではないかとの結論に至りました。

おにぎりを食べる1シーンだけのために、東京から茨城までロケに行ったとは思えませんから、他にも周辺でいろいろ撮ったのでしょう。

100点のおにぎりに固執してモンスター化する水野さん

食べ歩きをして「掴んだぞ、おにぎりの真髄を!」とのたまう水野さん。目がイッちゃってるけど大丈夫?

タロウの評価は99点。おぉ~短期間でめっちゃ腕を上げたなぁ。ところが、水野さんは100点でなかったことに苦悶します。

なぜ100点じゃないんだっ……何が足りないんだっ……

タロウは自らおにぎりを握ります。そのおにぎりを食べた水野さん、自分に足りないものを知り、そして同時に、それは身に付けることができないと悟る。ようするに、自分に100点のおにぎりは握れないのだと。

「100点のおにぎりを握る」という行き過ぎた欲望に支配された水野さんは、発狂して鬼(モンスター)になってしまいます。ドンブラザーズは鬼を倒し、元に戻った水野さんは、美味しいおにぎりを出して店を大繁盛させる。めでたしめでたし……というお話でした。

おにぎりの味が良くなっただけで、あそこまで店が繁盛する? と疑問に思わないでもないですが。まあ、そこは突っ込んだら負けですね。

今回の舞台はおにぎり屋でしたが、ラーメン屋のコンサルティングなんかもやってほしいなぁ。たとえば、オリジナルの鮎の煮干しをはじめ、鹿児島県産黒豚や比内鶏などの最高級食材でスープをとるものの、客からは「薄っぺらい・コクがない・エサ」と酷評されて大赤字が続き、不渡りを出してしまったラーメン屋の話とか。

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追加融資? しっませぇ~ん(『ラーメン発見伝』番外編「スープが冷めた日」より抜粋)

私がコンサルタントなら、「とりあえずラードでもぶち込んどけ」とアドバイスしますけどね。

「褒める」と「おだてる」の違い

さて今回のドン4話、ビジネス的に参考になりそうな部分を一つ紹介。「褒める」と「おだてる」の違いです。

水野さんがおにぎりを食べ歩いている間、タロウと雉野はやる気のない店員の指導をします。タロウは店員を厳しくしごき、容赦なくダメ出し。見かねた雉野が、「たまには噓をついてでも褒めてあげないと」。

うーん雉野氏、それは「褒める」じゃなくて、「おだてる」ではないかと。

褒めるとおだてるの違いは、管理職をやっている人間なら押さえておきたいところ。少なくとも私は違うものと定義しています。

褒めるとは「相手の優れている部分を認めること」、おだてるとは「相手をいい気にさせて、こちらの思うように誘導すること」。こうして文字にすると、全然違うものですね。

相手がヤル気を出してくれるなら、おだても別にいーじゃん、と思った人。それはいかがなものか? おだてられた相手は、「これでいいんだ・このレベルでじゅうぶんなんだ」と勘違いします。そう思ったら最後、成長が止まってしまいます。ようは、本当に相手のためにはならないわけで。

相手のことを真に思いやるならば、おだては封印すべきというのが私の考えです。だから私は、部下や後輩に「いいね~」「上手いね~」みたいな軽い言葉を乱発することはしません。まあ、そういう感じの声掛けが性格的にムリというのもあるんですが。

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