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“鉄道流”アルファベットの読み方・書き方

ABCDEFG~♪

最近、ウチの娘が英語のDVDをよく見ています。ベ○ッセなどからもらった無料サンプル教材ですが。

なんという安上がり……

「せっかくだから教材を買おうか。でも英語の前に、まずは日本語をしっかり身に付けさせるべきだよなあ」と悩んでいる現役鉄道マンKYSです(^^) 今回の記事では、娘が英語の歌を歌っているのを見て思い出した鉄道雑学があるので、それを紹介します。

基礎知識 列車番号とは「識別コード」みたいなもの

本題に入る前に、まずは前提知識の話から。

みなさんは「列車番号」をご存知でしょうか? このブログを読むような人なら、ほとんどが知っているとは思いますが、念のために説明しておきます。

列車番号とは、個々の列車に付けられる「識別コード」みたいなものです。

人間に名前が付いていないと呼び方に困るように、各々の列車にも名前が付いていないと、実務上の処理に困ります。そのために個々の列車に付与されるのが列車番号です。運行管理に必要な各種データの入力や、現場係員間の業務連絡では、この列車番号を使います。

この列車番号ですが、JR旅客会社や一部私鉄では、数字+アルファベットの組み合わせで表記しています。

例として、寝台特急サンライズ出雲・瀬戸。こいつの列車番号は、下りが5031M、上りが5032Mです。

そして、列車番号に使用するアルファベットは、Mだけに限りません。

たとえばD。
ディーゼルカー(気動車)の列車番号に使われているアルファベットは、だいたいこれです。ディーゼル = Dieselから来ているのはおわかりでしょう。

列車番号に使われるD ディーとは読まない

さて、ここからが本題です。
読者のみなさんに一つ質問をします。

 D

このアルファベット、どう発音しますか? 別に引っ掛け問題ではないので、素直に答えてください(笑)

ディー

そうですね、それが普通です。
しかしこのD、鉄道の現場では少し違った発音をします。

 デー

「デー? なんでそんな発音するの?」と思うかもしれませんが、これは聞き間違いを防止するための工夫です。ディーと発音すると、たとえばE(イー)やT(ティー)と紛らわしくありませんか?

「そんな聞き間違いなんかしねぇよ」と思うかもしれません。が、鉄道現場での会話は電話や無線機越しの場合も多く、対面での会話に比べて音声の明瞭度が劣ることがあります。そのようなときでも、ディーではなくデーと発音すれば、EやTと聞き間違える心配は少ないです。

Dは書くときにも一工夫

Dというアルファベットは、書くときにも一工夫します。具体的には、↓の図のように書きます。

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ご覧のように、左側の縦線にチョンと横線を加えます。これは、アルファベットのOや数字の0との誤読を防ぐためです。もっとも、パソコンなどで打ち出す際は、どうやったって「D」と出力されてしまうので、この工夫は手書きのときだけですが。

鉄道の現場では、こうした細かい工夫で間違い防止に努めています。今回紹介した以外にも、そういう例がありますので、興味がある人は↓の記事もどうぞ。


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