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列車運行図表とは? 【初心者にもわかる解説】

このページを開いた人は、「列車運行図表ってなに?」「どうやって読むの?」などの疑問を持って当ブログを訪れたと思います。初心者にも理解できるように説明しますので、スッキリして帰ってください(笑)

列車運行図表とは、「何時何分に列車がどこにいるか?」を表したものです。

みなさんは学生時代に、xとyの一次関数のグラフを勉強したと思います。タテ軸とヨコ軸があって、そこに斜めに傾いた直線が走っているアレです。

この列車運行図表も、同じようなものです。具体的には時間軸位置軸があり、その交点で「時間ごとにおける列車の位置」が表されるのです。

……と説明したら、余計わからなくなるでしょうか?

↓の図を見てください。
タテ線とヨコ線の二つがあります。

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たとえば、「6時00分に東京駅にいる」という事象を表そうと思ったら、↓の図の位置がそれを示しています。

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もう一つ。「6時05分に品川駅にいる」を示すのが、↓の図のマーク。

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そして、「6時00分に東京駅を発車し、6時05分に品川に到着」という列車の動きを示すのが、↓の図の赤線

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なんとなくでも、おわかりいただけたでしょうか。では理解度の確認問題。↓の図は、列車のどのような動きを表しているでしょうか?

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  1. 東京駅を6時00分に発車
  2. 品川駅に6時05分に到着。5分間停車して、6時10分に発車
  3. 新横浜駅に6時25分に到着

これがわかれば、列車運行図表の読み方はバッチリです。さて、最後に鉄道現場で使われている、本物の列車運行図表の写真を載せておきます。

JR西日本・東海道線の図表。京都・大阪付近なので列車本数が多く、線がいっぱい

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