こんにちは、現役鉄道マンのKYSです。
突然ですが、私が2019年3月にはてなブログを始めてから、間もなく1年が経とうとしています。今回の記事では、この1年で感じたことを記します。これからブログを始めようと思っている人、何かの参考になれば幸いです。
一番難しいのは「継続すること」
この1年間、曲がりなりにもブログを運営してきた私が、一番難しかったと思っていること。
記事のネタを考えること?
わかりやすい文章を書くこと?
アクセス数アップのための対策?
いえいえ、一番難しいと感じたのは継続することです。
私はまだブロガー1年生ですが、そのたった1年間で、たくさんのブログの“興亡”を見てきました。「あっ、このブログおもしろそう」と新発見して読んでいたブログが、ある日突然更新されなくなる。新規スタートから3ヶ月以内に滅亡するブログの多いこと多いこと……。
ブログを書くのはボランティアに近いかも
実際にやってみて理解できましたが、ブログを継続するのは想像以上にシンドイ作業です。
ネタを探し、それなりの量の文章を書く。
わからないことがあれば、本などで調べる。
書き上げた記事を推敲したり、レイアウトを整える。
検索エンジンを意識すれば、キーワードの選定なんて作業も必要。
とても20~30分でできる作業ではありません。
独身時代ならまだしも、いまの私は妻子ある身です。早起きしたり夜更かししたり、通勤中にスマホで原稿を書いたりと、なんとか時間を捻出してやってきました。
で、それだけやっても特に見返りはありません。
現在、このブログは副収入を目的としたものではありませんので、Googleアドセンスなどへの登録はしていません。仮に登録しても、アクセス数はたかが知れていますから、ほとんど収入にならないはずです。有名人が新しくブログを始めるならともかく、知名度ゼロから始めたブロガー(私も含め大多数はそういう人のはず)が1年目から稼げるほど、世の中は甘くないでしょう。
ようするに、コストに対してリターンが著しく低い。
ぶっちゃけ、一種のボランティアみたいなものですね。途中で挫折する人が多いのに納得しました。
私が感じる「ブログを書く見返り」とは?
最初からある程度のアクセスが見込める人なら、「稼ぐ」を目的にしていいかもしれません。しかし、私のように“徒手空拳”で始めた人は、金銭的なリターンを見返りとして考えていると、たぶんツラくなってしまうでしょう。
あ、ちなみに私、ツイッターもフェイスブックもインスタグラムもやっていません。「にほんブログ村」とかにも登録してないですし。私がタッチしているネット媒体は、正真正銘このはてなブログだけ。ブログをやっている人間で、これだけ徒手空拳なのも逆に珍しいかも(笑)
とにかく、金銭的なリターンではなく、別のものを見返りにしないと、ブログを継続するのはなかなか難しいと思います。
私の場合、その見返りとは何だったのか?
自分の考えが「形」として世の中に発信されていくこと。
世の中全体から見ればほんの一握りですが、それを読んでくれる人がいること。
私は、これ自体を楽しいと感じることができました。ですから、まだ1年間ではありますが、途中で投げ出さずに続けることができたのだと思います。
「楽しさ」以外に得たものは?
その他に「得たもの」を強いて挙げるとすれば……
最初に比べると、ずいぶんこなれた文章を書けるようになったと感じています。パソコンでのタイピング作業にも慣れ、仕事での資料作成も苦にならなくなりました。また、自分の思考を言語化して整理することで、仕事に対する「気付き」があったことも少なくありません。
これらの「得たもの」を数値化しろ! などと言われたら困りますが……(^^;)
華やかな部分の裏に隠れた泥臭さ
ブログ運営に関する書籍やネット記事は、それこそ無数にあります。「毎月これだけ稼げる!」などの華やかな謳い文句に、心ひかれる人も少なくないでしょう。
しかし、「継続」という泥臭い部分にキチンと触れている媒体は、あまりないように感じます。成功しているブログは、例外なくこの泥臭い部分を克服している(はず)にもかかわらず、です。
まあ、「いっぱい稼げました」「こんなメリットがあります」と書いた方が、読者の目を引きますからね。「ブログを続けるのは大変です」なんて、わざわざ書く必要はないのかもしれません。
だからこそ今回、あえて私は継続の大変さについて触れました。
こんなことを書くと、何年もブログ運営を続けている先輩方からは、「たかが1年続けただけで偉そうに語るな!」と叱られそうですね。まあ、1年生の戯言だと思って大目に見てください(^^)
とりあえず、2年生をまっとうできるように頑張りますと決意表明をして、今回の記事を終わります。これからも当ブログをよろしくお願いします。