今回は息抜きネタです。最近、素直に感心させられた出来事があったので、それを書こうと思います。
先日、妻がクレーンゲームでプリキュアの小さい人形をゲットしたのが事の始まり。
軽い気持ちで姪っ子に「なりたい職業」を尋ねたら……
ウチの娘はプリキュアに微塵も興味がない。4歳の姪っ子(まもなく5歳)は、プリキュアが大好き。というわけで、人形は姪っ子にあげました。
姪っ子、大喜び。その流れで、「○○ちゃんは大きくなったらプリキュアになるの カナ~?」と聞いてみたところ、
「はぁ?」
「バッカじゃねーの」みたいな感じで言われた(笑) それから姪っ子は、「やれやれ、バカなオジサンを持つと苦労するわ」と言わんばかりの口調で語り出した。
「プリキュアはさぁ、テレビだよ? おっきくなっても、なれないんだよ」
はい、おっしゃる通りです(^^;)
ほんの軽い気持ちで言ってしまいました。
本当に申し訳ありません。
勘弁してください。
「コロナのけんきゅうしゃになって、おくすりくばるんだよ!」
では姪っ子、大きくなったら何になりたいのか?
「○○ちゃんは、おおきくなったら、コロナのけんきゅうしゃになるんだよ」
!?
「おくすりつくって、せかいじゅうにくばるんだよ」
!!??
……いやー、これには素直に感心した。つーか感動した。こういう立派なことを言える子どもがいるのだから、日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
うーん、これは私も考えさせられました。何のために働くのか? 日々の仕事を淡々とこなしているうちに、「世の中の役に立つ」という気持ちがすっかり薄れていました(^^;) ダメな社会人になってしまったわい……。
それに比べて、姪っ子のなんと立派な志よ。
「4歳児の言うことなんだから、そんな真に受けんでも」という意見もあるでしょうが、こういう発言は、バカにしたり適当に流したりしてはいけません。何歳だろうが、「困っている人の役に立ちたい」という志を持っており、それを言葉に出せるのは素晴らしいことだと思います。
もっとも、後でよく考えたら、大人にとっては情けない話だと感じました。本当は大人が頑張ってコロナを早く終息させ、子どもに「もう大丈夫だよ」と言わなきゃいけません。それなのに、「わたしがやる」と子どもに言わせているのですから……。