こんばんは、現役鉄道マンのKYSです(^^)
今日は鉄道グルメネタで攻めますね。
もうすぐ夏休みですし、旅行に出かける人にとっては有益な情報かなと。
今回紹介するのは、「チキン弁当」という駅弁です。
以前撮った写真が残っていたので、アップしてみました(^^)
昔からのロングセラー商品で、東京周辺のいろいろな駅で販売されています。
関東圏にお住まいの方なら、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
このチキン弁当、私のお気に入りポイントは「素朴さ」です。
メニュー構成は超シンプル。
・鶏の唐揚げ
・ミニサラダ(マカロニだったかポテトだったか)
・一口チーズ(飴みたいに包装紙に包まれている)
これだけ。サラダとチーズはあってないようなものなので、実質的にはケチャップライスと唐揚げ、二品だけのメニュー構成。品数は少ないです。
では、一品一品のレベルが高いのかというと、そういうわけでもありません。
ケチャップライスはとてもチープな味で、いかにも“昭和”のケチャップライスという感じ。
上に載っているグリンピースが、昭和感をさらにアーーーップさせています。
ハヤシライスにグリンピース。
黄色いカレーの上にグリンピース。
グリンピースを添えるだけで、なぜか昭和の香りがする。
そう感じるのは、私だけでしょうか。
いや、私だけではないはずだ!(←断言)
鶏の唐揚げは、弁当だから仕方ないのですが、冷めていてパサパサしています。
間違っても「冷めてもジューシー! 究極の唐揚げ」などではありません。
しかし、その冷めた唐揚げがなぜか美味い。
揚げたてとは違う、冷めた唐揚げ独特の硬さ、あの食感が好きなのは私だけでしょうか。
いや、私だけではないはずだ!!(←断言)
チープなケチャップライス、冷めて硬くなったパサパサの唐揚げ。
これらの要素が逆になつかしさ・素朴さを演出しています。
私はそこが好きなのです!
正直、「うめえ!」という類の駅弁ではありません。
なのに、一度食べるとなぜかまた食べたくなる。
東京圏に行けば、他にいくらでも美味しそうな駅弁が揃っています。
チキン弁当のお値段は900円(2019年7月現在)。
これに900円出すなら、もっとコストパフォーマンスの高い食事は他にいくらでもあるでしょう。
しかし、見つけると他の駅弁を差し置いて、なぜか買ってしまう、そんな魅力を備えている……。
平成も終わって令和になった今だからこそ、オススメしたい。
昭和の郷愁に浸ることができる駅弁、それこそが「チキン弁当」なのです!
(注:私はチキン弁当の業者の回し者ではありません。ただのチキン野郎です)
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