現役鉄道マンのブログ 鉄道雑学や就職情報

趣味で鉄道好きな人はもちろん、就職・転職等で鉄道業界に興味がある人もどうぞ! 現役鉄道マンが、鉄道の雑学や裏話を語ります。

ダイヤ改正の雑学 ダイヤ改正はなぜ土曜日?

こんばんは、現役鉄道マンのKYSです(^^)

今年もいよいよやってまいりました。
鉄道の春の風物詩(?)ともいえる「JRのダイヤ改正」。

あさって3月16日(土)施行です。 

ダイヤ改正は毎年施行日が違うが……


……ところで、JRグループのダイヤ改正は、
毎年日付が微妙に違います。
今年は3月16日ですが、昨年は3月17日でした。

毎年の“恒例行事”なんだから、
日付を統一してくれた方がわかりやすいのに。
たとえば、毎年3月15日に行うとか。

そう思ったことはありませんか?

え? ない? 

……まあ改正日さえキチンと告示してもらえば、
別にどうでもいいですかね。

それはともかくとして、JRのダイヤ改正日には、
実はキチンとした統一基準があります。

それは「曜日」です。 

ダイヤ改正が土曜日なのは「混乱を防ぐため」


 ダイヤ改正は、「土曜日」に行うのが原則です。
そこまではご存知の方も多いと思いますが、
ではなぜ土曜日なのでしょうか?

理由はいくつかあるのですが、
一つ挙げると「通勤客の混乱を防ぐため」。

ちょっと想像して欲しいのですが、
もしダイヤ改正が水曜日や木曜日だったらどうなるでしょう。

通勤時に

「あっ、列車の時刻が昨日と違う!
 そうだった、今日から新しいダイヤになるんだった!」

そんな事態になるかもしれません。

早い話、平日と平日の間でダイヤ改正をすると、
通勤客の混乱を招く可能性があるわけです。
それを防ぐために、ダイヤ改正は土曜日なのです。 

土曜日ではなく日曜日ではいけないのか?

 
「平日がダメなのはわかった。じゃあ日曜日ではダメなの?」

土曜・日曜は同一の「土休日ダイヤ」であることが普通なので、
日曜日に改正を行うと、土日でダイヤが違ってしまいます。
それはあまりよくないので、日曜日にはしないのです。
(日曜日改正を行う鉄道会社もあるようですが)

「じゃあ月曜日ではイカンのか?
 要するに週の途中で変わらなければいいんでしょ」

土日を挟んだ方が「ダイヤ改正しました」と
利用客に周知する時間があるので、都合がよいのだと思います。

こういった諸々の事情から、
ダイヤ改正には土曜日が適しているわけです。

――と、このくらいのことは知っている人も多いでしょう。
次回は、もう少しディープなダイヤ改正のネタです。