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ダイヤ改正の雑学 ダイヤ改正はなぜ土曜日?

今年(2019年)もいよいよやってまいりました。鉄道の春の風物詩ともいえる「JRのダイヤ改正」。あさって3月16日(土)施行です。

ダイヤ改正は毎年施行日が違うが……

ところで、JRグループのダイヤ改正は、毎年日付が微妙に違います。今年は3月16日ですが、昨年は3月17日でした。

毎年の“恒例行事”なんだから、日付を統一してくれた方がわかりやすいのに。たとえば、毎年3月15日に行うとか。そう思ったことはありませんか?

え? ない? 

……まあ改正日さえキチンと告示してもらえば、別にどうでもいいですかね。

それはともかくとして、JRのダイヤ改正日には、実はキチンとした統一基準があります。それは曜日です。

ダイヤ改正が土曜日なのは「通勤客の混乱を防ぐため」

ダイヤ改正は、「土曜日」に行うのが原則です。そこまではご存知の方も多いと思いますが、ではなぜ土曜日なのか?

理由はいくつかあるのですが、一つ挙げると「通勤客の混乱を防ぐため」。

ちょっと想像して欲しいのですが、もしダイヤ改正が水曜日や木曜日だったらどうなるでしょうか。通勤時に、「列車の時刻が昨日と違う! あっそうだ、今日から新しいダイヤになるんだった!」

そんな事態になるかもしれません。

早い話、平日と平日の間でダイヤ改正をすると、通勤客の混乱を招く可能性があるわけです。それを防ぐために、ダイヤ改正は土曜日なのです。

土曜日ではなく日曜日ではいけないのか?

「平日がダメなのはわかった。じゃあ日曜日ではダメなの?」

土曜・日曜は同一の「土休日ダイヤ」であることが普通なので、日曜日に改正を行うと、土日でダイヤが違ってしまいます。それはあまりよくないので、日曜日には改正しないのです。
(日曜日改正を行う鉄道会社もあるようですが)

「じゃあ月曜日ではイカンのか? 要するに週の途中で変わらなければいいんでしょ」

土日を挟んだ方が「ダイヤ改正しました」と通勤客に周知する時間があるので、都合がよいのだと思います。

こういった諸々の事情から、ダイヤ改正には土曜日が適しているわけです。

──と、これくらいのことは知っている人も多いでしょう。次回は、もう少しディープなダイヤ改正のネタです。

続きの記事はこちら ダイヤ改正の雑学 0時をまたぐ列車はどうする?


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