鉄道雑学
2024(令和6)年6月12日、東海道線の茨木駅で事件がありました。貨物列車が退避線に入ったところ、線路の長さが足りず、ケツがはみ出してしまったのです。 イメージ図 つまり、線路の長さ < 列車の長さという図式になり、列車を収容しきれなかったのです…
2024(令和6)年6月12日、JR西日本の東海道線で事件がありました。貨物列車が茨木駅の退避線に入ろうとしたところ、線路の長さが足りずに、ケツがはみ出してしまう事象が発生。 イメージ図 貨車を何両つないでいるかは貨物列車によって異なりますが、当…
紙のキップを自動改札機に入れる。これに付き物なのが「券詰まり」です。ICカードが今ほど普及していなかった昔は、券詰まりが多くありました。
鉄道の安全のキモは、いかに列車同士がぶつからないようにするか。これを実現させる方法論はいろいろありますが、大別すると、「信号設備」と「人の手」のどちらを使うか? です。
JR九州の香椎線では、運転士不要の自動運転が導入されています。どのような形で行われているのか、丁寧に解説します。実際に見物した私の正直な感想とは?
名古屋~奈良を関西線経由で直通させる列車の構想が浮上。いろいろ課題はありますが、パッと思いつく心配点は、「重量という観点から、車両がちゃんと通過できるか?」です。
鉄道会社の施策は、沿線地域に大きく影響します。京葉線の通勤快速廃止 = 鈍足化が騒がれていますが、JR西日本の新快速を例に、列車スピードと沿線人口の関係を考えます。
約30分間、ノンストップで走り続ける名物列車。それが京葉線の通勤快速です。しかし、途中で降車できないこの列車、車内で気分が悪くなったときの対応が難しいのではないでしょうか。
某鉄道で、車両の連結が外れる事件が発生。実は鉄道車両、「連結が外れたときは自動的にブレーキが掛かって止まる」ようになっています。先人達が考えた安全の仕組みとは?
「全固体電池」をご存知ですか? 従来の蓄電池(バッテリー)と比べ、安全性などが向上しています。車両に電池を積み、その力で走る「蓄電池車」にも搭載が期待されます。
パンタグラフで架線から電気を貰って走る。そんな従来の電車の概念を覆す「蓄電池車」。車両に電池を積み、その力で走ります。そのスタイルには、どんなメリットがある?
特急の自由席と指定席。それぞれにメリットや異なるニーズが存在します。鉄道会社からすれば、自由席と指定席をそれぞれ何両ずつ設定するかは悩ましい問題です。
2023年、複数の中小私鉄で「乗務員不足により減便」という事態が発生。実は大手でも、乗務員の確保には苦労しています。
戦時における鉄道利用。その有効性に早くから目を付けていたのが、プロイセン(ドイツ)のモルトケという軍人です。
鉄道マンが現場で使う用語を紹介。「ケツ追い・当たり承知・塩漬け・山切り」。これを知っていれば、あなたの鉄道レベルは間違いなくアップする!
ずいぶん無茶なことも行われていた昔の鉄道会社。その一つが、駅での停車時間をほんの僅かしか取っていなかったことです。
Youtube。個人がプライベートで楽しむために使っている人が多いでしょうが……実は現場の鉄道マンが勉強に活用しているケースも。
初見では戸惑うかもしれない、兵庫県・粟生駅での乗換方法を説明。
鉄の車輪・レールを使う鉄道は、走行抵抗が小さいので、勢いがついたら惰性に任せて走行する「惰行」の占める割合が大きいです。
安全対策の強い味方・ホームドアですが、すべての駅に設置するのは困難。そこで近年、「センサーや画像認識技術を使った安全対策」が発展してきました。
駅構内には信号機やポイントがありますが、これらを誤って扱うと、衝突や脱線が起きかねません。それを防ぐのが「連動装置」というものです。
明治時代に日本の発展を支えた「お雇い外国人」。彼らは鉄道分野にも尽力しましたが、その給料はいかほどだったのか?
自動車にはパーキングブレーキがありますが、鉄道車両にはそれがないケースが多い。そのため、鉄道では「手歯止め」という車輪ストッパーを用います。
かつての鉄道車両は、客室の窓が開く仕様になっていた。『スパイラル ~推理の絆~』というマンガでは、それを利用した面白いシーンがあります。
駅に入ってきた列車は、ホームのどこに停まるか? 停止位置を示した「停止位置目標」というものがあり、自列車の両数と合致する場所に停めます。
『ゆるキャン△』第27話では、各務原なでしこが、気賀駅から天竜浜名湖線に乗っていました。しかし、このシーンで解せない点が……
『ゆるキャン△』第27話では、各務原なでしこが、浜名湖付近に住む祖母の家に遊びに行っていました。このとき、どのようなルートで自宅から祖母の家に行ったのか?
鉄道の連結の話。車両同士を物理的に繋げればそれでOKではなく、実は「空気的な連結」と「電気的な連結」も必要です。
ちょっと大きな駅には、写真のようなブツが多数存在します。これは入換信号機または入換標識と呼ばれるものです。
線路終端に建っている、デジタル数字「8」みたいな形をした黄色と黒のやつ。あれは安全側線緊急防護装置と呼び、列車が突っ込んだ場合に信号機を赤にします。