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ダイヤ改正の雑学 0時をまたぐ列車はどうする?

今年もいよいよダイヤ改正が迫ってきました。今回の記事では、ダイヤ改正の雑学を一つ紹介しましょう。

2022年のJRグループのダイヤ改正は3月12日(土)です。これは3月12日0時00分になった瞬間、「古いダイヤ」から「新ダイヤ」に移行するという意味です。

3月11日までの列車は「古いダイヤ」で運転。
3月12日からの列車は「新ダイヤ」で運転。

ほとんどの列車は、これで問題ありません。

「ダイヤ改正の瞬間をまたぐ列車」はどう処理する?

しかし、この方法では都合の悪い列車が一部存在します。それは、0時をまたいで運転する列車──別の言い方をすれば、ダイヤ改正の瞬間をまたぐ列車です。

たとえば、こんな列車があるとしましょう。

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この列車は、改正前と改正後で運転時刻が異なります。改正後のダイヤは5分ほど発車が遅くなりますね。明日からは居酒屋に少しだけ長居できるので、お父さんは嬉しいぞ(笑)

という冗談はともかくとして……。

11日23時50分にA駅を発車した列車は、B駅へ向けての走行中に12日0時00分を、つまりダイヤ改正の瞬間を迎えました。さあ、ここで問題。

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この列車がB駅へ到着する時刻として正しいのは、0時02分と0時07分のどちらでしょうか?

「A駅を出発したのが23時50分なら、B駅到着は0時02分でいいんじゃない?」
「でも0時00分の瞬間にダイヤ改正したわけでしょ? だったらB駅到着は0時07分でないとダメでは?」

「うーん、新旧どっちのダイヤで運転するんだ?」

──という問題が、ダイヤ改正の瞬間をまたぐ列車には発生します。

「現」と「改」いずれかの運転時刻を指定する

こうした混乱を避けるためにはどうするか? ダイヤ改正の瞬間をまたぐ列車に対しては、次の①~③いずれで運転するかをあらかじめ指定しておきます。

① 始発から終着まで、古いダイヤで運転
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② 始発から終着まで、新ダイヤで運転
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③ 途中で、古いダイヤから新ダイヤに切り替える

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0時前後の適当な駅で新旧ダイヤ切り替え。長距離を走る寝台列車や貨物列車に多いケース

たとえば、先ほどの列車に対して①の方法を指定したとします。「A駅からC駅まで古いダイヤで運転してくださいよ」と指定しておき、ダイヤ改正を迎えた後も、古いダイヤで終点C駅まで運転させるわけです。
(もちろん、翌日の列車からは新ダイヤでの運転になります)

こうした指定を列車ごとに行うことで、ダイヤ改正の“つなぎ目”で混乱しないようにしているんですね。

正式な用語では、古いダイヤで運転する列車を「現列車」、新ダイヤで運転する列車を「改列車」といいます。

新旧ダイヤで運転時刻が同一の場合でも現改指定をする

上で書いた例は、新旧ダイヤで運転時刻が異なるケースでしたが、新旧ダイヤで運転時刻が変わらない場合もありますよね。むしろその方が一般的だと思います。

しかし、その場合も①~③いずれかの現改指定をします。「この列車は新旧どちらのダイヤで運転しているのか?」という印付けをキチンと行うためです。

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