現役鉄道マンによる鉄道雑学のブログ

趣味で鉄道好きな人はもちろん、就職・転職等で鉄道業界に興味がある人もどうぞ! 現役鉄道マンが、鉄道の雑学や裏話を語ります。

鉄道会社への就職 OB・OG訪問では何を聞くべきなのか?

先日の記事では、OB・OG訪問について書きました。
「とにかくなりふりかまわず、業界人を探して話を聞くべし」という内容でしたね。

ところで、そもそも論になりますが、なぜOB・OG訪問を行うべきなのでしょうか?
このインターネット全盛のご時世、情報はいくらでも転がっています。
そんな中で、なぜOB・OG訪問なのか?

言い方を変えれば、「何を聞くために、わざわざOB・OG訪問をするのか?」
今日は、このあたりについて書こうと思います。

 

確認すべきは「社内の雰囲気」


私は、OB・OG訪問を行うのは、「インターネットや会社説明会ではわからない情報を手に入れるため」だと思います。

インターネットや会社説明会ではわからない情報――
いろいろとありますが、その最たるものが「社内の雰囲気」です。

社内の雰囲気がどうなのかは、インターネットや会社説明会では絶対にわからないですよね。
OB・OG訪問では、そういうところを聞くべきです。

なぜか?
社内の雰囲気が悪い会社に入ったら、居心地が悪くて仕事がツラいからです。

私は今までいろいろな鉄道会社の人と話をしましたが、話を聞いているだけでも「ああ、職場のフンイキ悪そうだな」と感じたことが何回かあります。
話をしていると、職場に対する愚痴や悪口ばかりだったりするのですね。
鉄道の仕事が嫌というよりは、会社が嫌そうでした。

長年勤めるのだから気持ちよく働ける会社を選ぼう


誤解しないでほしいのですが、私のいう「雰囲気が良い」とは、規律が緩いとか、仕事が楽とか、そういう意味ではありません。
このご時世、社内の規律がユルユルで仕事が楽な会社なんてありません。
どこも仕事は厳しいはずです。

が、同じ厳しいにしても、社内の雰囲気が「良い」のと「悪い」のでは、話がまったく違います。

雰囲気の良い会社ならば、仕事が厳しくても、むしろそれが背筋がピシッと伸びるような気持ちのよいハリをもたらしてくれます。

しかし、社内の雰囲気は悪い、仕事は厳しいとなったら、それは苦行なだけです。
どうやってもヤル気が出ません。

最初から起業や独立を考えているのなら話は別ですが、そうでないなら長年勤める会社です。
気持ちよく働ける会社を選んでほしいと思います。
特に、鉄道業界を目指す人で、最初から「独立志向」の人はまずいないでしょうからね。

OB・OGの「話す態度」をよく観察しよう


といっても、OB・OG訪問の際に「会社の雰囲気はどうですか?」と聞いても、質問が抽象的すぎていけません。
そこで、ストレートに質問をぶつけるのではなく、OB・OGの「話す態度」をよく観察してください。

具体的には、OB・OGが

「仕事の話を熱心・楽しそうにするか?」
「会社や仕事のことが好きそうか?」

このあたりを意識して話を聞いてみてください。

もちろん、会社員であれば、会社に対して多かれ少なかれ不満があります。
不満ゼロという人は、まずいません。

しかし、社内の雰囲気が良く、気持ちよく働けているのであれば、仕事や会社に対して愛着が湧いてくるのが人間というもの。
仕事のことを語る際には、自然と楽しそうな態度になるはずです。

OB・OGが仕事のことを楽しそうに語るのなら、入社して気持ちよく働ける可能性が高いと思います。

逆に、OB・OGがつまらなそうに仕事の話をするとか、会社に対する不満や悪口をボロボロ喋るようなら、その会社は要注意。
社内の雰囲気が悪い可能性が大です。

大事なことなので重ねて言いますが、会社勤めは長年にわたるもの。
たくさん情報を収集して、雰囲気の良さそうな会社を選んでください。