名駅でモーニングが食べたいんじゃぁー!
いきなり意味不明なことを叫んでしまいましたが、現役鉄道マンが『電車でGO!!』に挑戦する企画の第4弾です。
今回の舞台は中央線。東京 ~ 塩尻 ~ 名古屋を結ぶ路線ですね。そのうちのJR東海エリア、いわゆる中央西線に挑戦してきました。
所要時間最長の中央西線に決定!
これまで運転したのは、阪神本線・名鉄名古屋本線・総武線。これらの路線は駅間がそれほど長くなく、発車してわりとすぐ次駅に到着してしまうのが不満と言えば不満。
せっかくプレイするのだから、なるべくたくさん運転したいですね。というわけで、今回は一番長く運転できる路線を選びます。
最近気づいたのですが、路線選択画面では、プレイする区間を選ぶときに「だいたいの所要時間」が表示されるようになっています。すべての選択肢を確認して、所要時間が一番長いやつを選べばいいのだ。
路線選択画面をいじりまくります。プレイ時間5~7分しかないのか……と思っていたら、ありました、8分! JR東海・中央西線の鶴舞 → 金山 → 名古屋です。どうやら、これが最長区間のようなので決定です。
【1区間目】鶴舞 → 金山
スタートは鶴舞駅から。このゲーム、運転する時間帯や天気、乗客の多寡も設定に組み込まれています。今回の時間帯は早朝。「名古屋 朝」といえば……
名古屋のモーニングは全国的にも有名ですね。名古屋駅周辺なら、美味しいお店がいっぱいあるでしょう。朝から味噌カツ食べちゃうぞ~。ではレッツゴー(^^)
次の駅まで2㎞以上もあるとは。さらに、今までは「次駅まで60秒」という感じが多かったですが、150秒も走れるのは嬉しいですね。
これはけっこうスピードを出さないと間に合わないぞ。85㎞/h制限が付与されているので、けっこう攻めて82㎞/hくらいまで出します。これまでのプレイでは、60㎞/hくらいでトロトロ走ってばかりだったので、これだけスピードを出せれば満足です。
82㎞/hまで出した後は再加速はせず、金山まで流します。緊張のブレーキ。うーん、フィニッシュ部分を失敗。やっぱり体感が伴わないブレーキは難しい。
後ろで見ていた妻。
「評価A!? なんでプロなのにSじゃないの!?」
ズレ1秒の方を褒めてくれ(^^;) 150秒走って僅か1秒の。オーバーラン1mだって、運転士免許取得の試験でも減点はされないレベルぢゃ。
【2区間目】金山 → 名古屋
2区間目は、1区間目よりもさらに長い距離・時間です。正確なデータを出すと、鶴舞(2.3㎞)金山(3.3㎞)名古屋 という距離。
前回挑戦した総武線が、水道橋(0.8㎞)御茶ノ水(0.9㎞)秋葉原 でしたから、今回はいかに長いかがわかります。
金山駅を出発してしばらく走ると、左から東海道新幹線の線路がくっついてきます。名古屋のビルも見えてきました。211系とすれ違います。
2022(令和4)年の春から、JR東海では新型車両の315系が投入されましたが、まだ211系も元気に走っています。しかし、そう長くはないでしょう。鉄道ファンのみなさん、見納めはお早めに。
終点の名古屋が近づき、信号で75㎞/h → 55㎞/hと速度制限が掛かります。到着時刻に間に合うか微妙だ……。けっこうギリギリの速度でポイントを渡って、ホームへ突っ込みます。
後ろで見ていた妻。
「評価B!? プロなのにBとかありえなくない!?」
180秒くらい走って5秒のズレでB評価は辛い。Sとは言わんがAはくれてもいいでしょ……。本物のJR東海の運転士だって、こんなもんだと思うぞ。
白状しますと実は……
過去3回の挑戦より長い区間を運転しました。到着時刻・停車ブレーキとも、A~B評価があったとはいえ、合格ラインと言ってよいでしょう。
「いくら現役鉄道マンでも、初見でコレは上手すぎるのでは……」
白状しますと、実はコレ、2回目のプレイです。初見の1回目はロクでもない結果になったので、とてもアップできない(^^;) 1回目の失敗で得た情報をもとに、修正をしたのが2回目のプレイです。
ちなみに妻は、2回目の途中から見ていました。1回目の惨状を見られていたら、なんと言われたことか(笑)
さあ、無事に名古屋に到着しました。モーニングを食べに……
いや違う! 名古屋といえば「鮪の唐揚げ」だ!