鉄道会社の採用試験(乗務員コース)では必ず行われるクレペリン検査。経験してみるとわかりますが、とても大変な作業です。
「少しでもラクをする方法はないかなあ……」
今回の記事では、そう思っている人のために、ちょっとしたコツを紹介しましょう。
ひたすら足し算するわけだが……
以下の文章は、読者のみなさんが「クレペリンの進め方」を知っている前提で書きます。「そもそもクレペリンってなに? どうやるの?」という人は、こちらの記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
さて、クレペリンの試験用紙には数字がバーッと並んでいます。そして、隣り合った数字同士をひたすら足し算していきますね。
仮に↑のような数字の並びだったら、
7・2と書くのが正解ですね。
「9」の隣は計算しなくていい! 1少ない数字を書く
ひたすら数字を足していくクレペリン。少しでもラクをするコツは、9という数字に着目することです。
「8・9」なら7。
「9・3」なら2。
つまり、9とペアになる数字は、計算すると1減った数字になります。
ようするに、9の両隣は計算する必要はなく、機械的に1少ない数字を書けばOKということ。これを知っていると、9が出てきたときは一瞬だけ頭を休ませることができます。
9でラクをするこの方法、経験者ならば直感的に体得しています。実際、クレペリンを何度も受けている鉄道マンたちにとっては、ほとんど常識といえる知識です。ただ、ネット上を探してみると、このコツについて書かれた媒体が見つからなかったので、今回紹介してみました(^^)