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鉄道マンの年末年始 1月1日の泊まり勤務は気分最悪

(※この記事は2019年12月31日に投稿したものです)

こんにちは、現役鉄道マンのKYSです。2019年もいよいよ終わりですね。みなさん、年末年始の大型連休を楽しんでいる最中だと思います。

私? 普通に仕事ですよ?

ご存知でしょうが、駅員や車掌、運転士などの鉄道マンに年末年始の休みはありません! この記事が投稿されている頃、私は12月31日~1月1日という泊まり勤務をこなしている真っ最中です。
(あ、予約投稿機能を使っての記事投下です。業務中にブログ更新なんかできませんので 笑)

年が変わる0時ちょうどの瞬間、みなさんが「うえぇぇーーい! ハッピーニューイヤぁぁぁー!」とやっているそのとき、私は淡々と仕事をしています。仕事納めと仕事始めが同時にやってくるわけです。これは、仕事納めや仕事始めという言葉を使っていいのだろうか?

年末年始は「嬉しい日」と「嬉しくない日」がある

さて、ひとつ鉄道雑学を紹介して今年を締めたいと思います。

鉄道マンといえば泊まり勤務がつきものですが、年末年始の泊まり勤務には「嬉しい日」と「嬉しくない日」が存在します。具体的に言うと、

  • 30日~31日の泊まり勤務 → (^^)
  • 31日~1日の泊まり勤務 → (^^)
  • 1日~2日の泊まり勤務 → (;・ω・)

12月30日~31日の泊まり勤務

これはマルです。
31日の午前中に泊まり勤務が終わり、あーやれやれ、今年も頑張ったなあと家に帰る。ひと眠りして、夕方からは一杯やりながらごちそうを食べ、年越しの瞬間を迎えることができます。

12月31日~1月1日の泊まり勤務

これもまあまあです。
31日こそ仕事ですが、「仕事をしながらの年越しも悪くないな」という気分になれないこともない。職場ですする年越し蕎麦(カップ麺ですが)も、なかなかオツなもの。翌1日は、仕事が終われば家でゆっくりできます。

1月1日~2日の泊まり勤務

これは嫌う人が多いです。
翌日に出勤するため、31日の夜は酒をたくさん飲めません。寝坊したらいけないので、年越しの瞬間まで起きているのも難しい。そして1日の朝、日本中が「新年おめでとうムード」に包まれている中、仕事に出掛けて行く。もちろん、夜は酒も飲めません。

ようするにこの勤務は、大晦日の夜~元日の夜という、正月でもっとも楽しい時間が制約されます。だから嫌う人が多いのです。

……という雑学を紹介したところで、今年の記事を終わります。来年もよろしくお願いいたします。

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