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鉄道会社の「指令室」 なぜ所在地は非公表なのか?

鉄道会社には「指令室」という施設があります。

指令室とは、列車の運行管理を行うところ……と説明してもピンとこないでしょうが、飛行機でいうところの管制みたいなものだと思ってください。ガン○ムやヱヴァンゲ○ヲンでいえば、作戦指揮官やオペレーターが集っている、あの部屋です。

この指令室の雑学をひとつ紹介しましょう。

指令室とは? 列車の運行管理を行う場所

少し古いですが、刑事ドラマの『古畑任三郎』を観たことありますか?

昔はよく夕方に再放送していたのですが、最近は見なくなりました。刑事ドラマの再放送といえば『相棒』ばかりなので……。だから、若い人には『古畑任三郎』といっても通じないかもしれませんね(^^;)

……というわけで、わかる人にしかわからないのですが、「鉄道がテロリストに乗っ取られる事件」の話をご存知でしょうか? 江口洋介が犯人の回です。あの話では、鉄道会社の指令室が舞台になりました。

指令室の場所は非公開 犯罪の標的になるのを防ぐため

指令室は、基本的にその所在地は非公表です。つまり、「指令室がどこにあるか?」は、一般の人にはわからないようになっています。

これは「一般人が知っても特に意味のない情報だから、あえて公表する必要はない」という“消極的”な意味ではありません。「知られたらマズい情報だから隠す」という“積極的”な意味なのです。

鉄道会社の本社がどこにあるかは、ホームページを調べれば一発ですよね。車両基地なんかも、最近ではイベントで開放されることが多いので、一般向けに公表されているといってよいでしょう。

では、なぜ指令室は“積極的”に所在地を伏せているのか?

一言でいえば、「犯罪の標的になるのを防ぐため」です。

指令室は列車の運行管理を行う、いわば頭脳・中枢ですから、もしテロなどの標的になったら大変なことになります。まさに『古畑任三郎』のような事態になることを防ぐため、所在地はなるべく伏せる必要があるのです。

というわけで、指令室の所在地は関係者以外に教えないよう、鉄道会社では社員に指導しているはずです。(ウチの会社もそうです)

ここでいう「関係者以外」とは、社外の人間(=家族や友人)だけではなく、社内でも指令業務に直接関係ない人のことも指します。ですので、社員の中にも「ウチの指令室ってどこにあるんだ?」という人が少なくありません。

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