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天竜浜名湖鉄道・気賀駅「貴長塩ラーメン」 麺の美味さが際立つ逸品

今回の記事は鉄道グルメネタです。

舞台は、静岡県を走る第三セクター・天竜浜名湖鉄道の気賀駅という駅に併設された『貴長』というラーメン屋さん。そこの看板メニューである「貴長塩ラーメン」について語りたいと思います。

静岡県の「天竜浜名湖鉄道」はグルメの宝庫

このブログを訪れる人ならば、静岡県を走る天竜浜名湖鉄道をご存知だと思いますが、一応、地図を示しておきます。図の赤線が天竜浜名湖鉄道です。

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この図を見ても、路線の場所のイメージがまったく湧かない人は、日本地理を勉強し直してください(笑)

実はこの天竜浜名湖鉄道、鉄道グルメの宝庫なのです。典型的な地方ローカル線であり、無人駅が多いのですが、その無人駅の駅舎に飲食店が入居している、というケースがいくつもあります。

その一つが、気賀駅という駅に併設されたラーメン屋『貴長』です。

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同僚に静岡出身の人がいるのですが、その人いわく、「静岡県のラーメンランキングでは必ず上位に顔を出す店」だそうです。看板メニューは塩ラーメン。というわけで、それを食すことにします。

【お詫び】写真はありません

さて、ここでお詫びというか言い訳を一つ。

料理の写真がない……

いや、実は私、弁当とかの写真を撮るのはいいのですが、飲食店で料理の写真を撮ることをあまりやらない人間でして……。特に、目の前に料理人がいるところでパシャパシャするのは、ちょっと気が引けてしまうのです。料理人によっては、「写真なんか撮ってないで、できたてを早く食べてほしい」と感じる人もいると知ってから、そうなりました。

(別に料理の写真を撮る人を責めるわけではないですよ、あくまでも私の考え方・流儀という話です)

少し話が脱線しましたが、ラーメンの写真はありません。申し訳ない。

というわけで、ここから先、ラーメンの美味しさを伝えるには、私の文章力にかかっています。

看板メニューは緑色(!)のラーメン!

まず特徴的なのは、麺の色。
なんと、緑色の麺なのです。
この麺には、幼稲の葉を粉末にしたものが練り込まれているそうで、その色ということです。

あ、緑といっても、たとえばお茶のような緑色とは少し違い、青がかった翡翠色(?)に近い感じです。

※この記事を書くにあたって調べたところ、いまも麺の色は緑ではありますが、現在は「あおさ」を練り込んでいるそうです。私が食したときとは違いますので、ご注意ください。

塩ラーメンということで、澄んだスープ。具はチャーシューと味玉。それから、糸唐辛子が少しだけ添えられています。

緑色の麺澄んだ塩スープ、チャーシューや味玉の茶色。ここに糸唐辛子の赤色が加わると、見た目がグッと良くなりますね。

麺が美味い! 個人的にはナンバーワンの塩ラーメン

さて、いざ実食。

麺が……麺が美味しい!

ラーメンというと、「スープが主役」の感が強いですよね。しかし、このラーメンは間違いなく麺が主役になっています!

麺を噛むと、爽やかな香りが口の中に広がります。これが練り込んである幼稲の葉の香りなのでしょうか。

実りの秋、稲が黄金色に輝く田んぼに立つと、そこを風が吹き抜けていった。そのときに感じる草の良いにおいが麺に宿っている。そんな味です(←どんな味だ)。

アレですね。
うどんや蕎麦だと、「かけ」「もり」「かまあげ」など、麺の美味さそのものを味わう食べ方がありますが、そういうのと同じような感じで「麺がウマい!」と思わせてくれるのです。スープが美味いラーメンは数あれど、麺が美味いラーメンには、なかなか出会えないのではないでしょうか。

そして、纏った塩スープがいい塩梅で、麺の味を引き立ててくれます。なるほど、この麺には塩スープが合いますね。味噌とかだと麺の持ち味が殺されそうだ。

麺とスープの味、どちらかが突出していることなく旨味のバランスも整っていて、一体感があります。

いや、別に私、ラーメンマニアでも何でもないので、全国各地の名店を回ったりはしていません。そんなラーメン経験値が乏しい私ですが、塩ラーメンのジャンルでは、この店より美味しいラーメンには出会ったことはありません。これは是非、みなさんにも食べてもらいたいと思います。

……と書きましたが、先ほど述べたとおり、現在の麺に練り込まれているのは「あおさ」なんですよね。もうあの麺が食べられないと思うと、個人的には残念です。

【余談】静岡日記

あとは、本題とは関係ない余談です。

このときは、将棋(私の趣味です)の大会に出るために静岡遠征をしました。全国大会優勝経験もある強豪と対戦したのですが、ラッキーパンチが炸裂して大金星を挙げたのが思い出です。

翌日は、天竜浜名湖鉄道を乗り鉄(+気賀駅でラーメン)。天竜浜名湖鉄道はローカル線ということもあり、鉄道システム的にも特殊な点が多々ありました。鉄道マンの視点で見ていると、いろいろおもしろかったです。

発条転てつ器(スプリングポイント)と呼ばれるポイントが使われていたり、鉄道の安全の仕組みである閉そくのシステムが「電子符号照査式」というものだったり……。

途中の駅には、今はもう使われていない腕木式信号機や客車が残されていて、哀愁を感じました。
(国鉄時代の遺物ですね)


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