道路の信号機の「青信号」ってさぁ、アレ緑じゃね?
誰でも一度は感じたことのある疑問ではないでしょうか。実際、アレは素直に見れば緑ですよね。
我が家でも、娘が小さい頃に、「信号の色が変わったね。何色?」「みどり!」「そうだね。緑になったら道路を渡ってもいいんだよ^^」なんてやり取りをしていました。物事を純粋に見る子どもの目線(?)でも、やはりアレは緑に見えるようです。
ただ、見た目はともかく、アレは法令的には青信号が正当です。『道路交通法施行規則』では、「青色の灯火」「赤、黄及び青の三色を備えるもの」といった表現になっており、緑という文言は出てきません。
鉄道信号だと「青」ではなく「緑」が正当
道路だけではなく、鉄道にも信号機はガンガン登場します。鉄道の「青信号」もけっこう緑色に見えますが、実は緑ではなく、青と呼ぶのが正しいのか……。
しかし、鉄道では見た目通りの「緑信号」でいいようです。
たとえば、『鉄道に関する技術上の基準を定める省令の解釈基準』では、「緑色灯」と書かれています。私の会社の規定でも「緑色灯」という表記になっており、青という文言は出てきません。
実は私、当ブログで記事を書くときは「青信号」という表現を使っています。読者のみなさんがイメージしやすいことを最優先しているからですが、改めるべきなのか(^^;)
信号の色はアルファベットを使って呼ぶことも
なお、鉄道の緑信号、あれは正式な用語では「進行信号」と呼びます。報告書や資料でも「進行信号」と記載し、緑信号やら青信号やらなんて書き方はしません。
ただ、同僚と会話するような場合だと、「進行信号」では堅苦しいこともあります。もう少し砕けた言い方をしたいときは、アルファベットで「G」と呼んだりします。緑 → Green → G というわけです。
青 → Blue → Bではないことから、やはり鉄道では、青ではなく緑が正当なことがわかります。
ちなみに、赤信号や黄色信号もアルファベットの呼び名があります。まとめておきますね。
● → R(Red)
● → Y(Yellow)
● → G(Green)
●● → YY
●● → YG
運転席の後ろにかぶりつき、前方に●●信号が見えてきたら、「YYかあ」などと呟いてみましょう。そのあたりの鉄道好きとは一味違う、通っぽい雰囲気を出すことができます。
【余談】赤・緑・青・黄といえば……
あとはオマケの余談。今回の記事では、赤・緑・青・黄といった色について触れましたが、
初代ポ○モンか
以前、20代の若い後輩とポ○モンについて話したとき、だいやもんどぱぁる? とか、ぶらっく・ほわいと? とか意味不明なことを言われました。ジェネレーションギャップがすごい。
いまだにポ○モンの数は151だと思っている私は、もはや○ーキド博士なみの老害でしかないのか。潔く去った方がいいかもしれない。マサラタウンにさよならバイバイ。
ポ○モンといえば、本屋に行ったとき、歴史上の偉人マンガコーナーの中に、「織田信長」や「大久保利通」と並んで「ポ○モンの生みの親 田尻智」という本があったのには衝撃を受けました。田尻さんは歴史上の偉人になったようです。
ちなみに、そのコーナーには「くまモン」という本までありました。もはや人ですらねぇ(笑)