現役鉄道マンのブログ 鉄道雑学や就職情報

鉄道関係の記事が約460。鉄道好きや、鉄道業界に就職したい人は必見! ヒマ潰しにも最適

「安全」を考える

京急の脱線事故(3) 自動ブレーキを導入するべきか?

前々回、前回と、2019(令和元)年9月5日に発生した京浜急行電鉄の脱線事故についての記事を書いています。 ニュースや新聞記事でもいろいろ言われたので、みなさんご存知かもしれませんが、「踏切の異常を知らせる信号が点灯した場合、列車が自動ブレーキ…

京急の脱線事故(2) どれくらい手前でブレーキを掛けたのか?

2019(令和元)年9月5日に発生した京浜急行電鉄の脱線事故に関する記事です。 どうも昨日あたりから、「運転士は、踏切の手前どれくらいの位置でブレーキをかけたのか?」が焦点になってきているようです。この点について、私の考察を書きたいと思います。…

京急の脱線事故(1) 読者のみなさんに知って欲しいこと

みなさんご存知かと思いますが、昨日(=2019年9月5日)、京浜急行電鉄で脱線事故が発生しました。踏切内で立ち往生したトラックに、列車が衝突して脱線。トラックの運転士は死亡、乗客にも多数のケガ人が出ました。 今回の記事では、この事故について、私…

晴れているのに「大雨で運転見合わせ」!? その理由とは

数駅ごとに一つの雨量計を設置し、その雨量計で数駅分の範囲をカバーする。現在主流のこの方式、実は問題があります。この問題点を将来的にどう改善していくか?

東北新幹線 走行中の車両のドアが開く

2019(令和元)年8月21日、JR東日本の東北新幹線で、走行中の車両のドアが開く事態が発生しました。 大きなニュースになったので、みなさんもご存知かもしれませんが、原因は清掃員がドアコックを操作した後に戻し忘れたミスによるものでした。(ドア = …

問題を「解決」ではなく「発見」する能力を 仙台市営地下鉄の実例から

確認漏れが原因のミスが起きると、「確認の強化」という対策に走りがち。しかし、今までの“延長線上”の対策ではなく、少し違うベクトルで対策を考えてみてはどうでしょうか。

「だろう思考」ではなく「かも思考」の大切さ 3歳の姪っ子に学ぶ(?)

「大丈夫だろう」ではなく「大丈夫かな?」の思考で仕事をする。お客様の人命を預かり、事故を起こしてはならない鉄道会社では特に大切なことです。

【鉄道会社への就職】安全対策の「根底の考え方」を解説!

鉄道会社が作成を義務付けられている「安全報告書」の始まりの経緯とは? そして、踏切事故や人身事故の傾向も紹介。

カネの切れ目が安全の切れ目 安全はタダでは守れない

鉄道の安全を守るためには何が必要か? 利益を出して、「カネ」を確保することが大切ではないでしょうか。

定時運行は「安全」に直結する

福知山線脱線以降、定時運転を守る風潮は衰退しました。しかし実は、「定時運行は安全を高める」ことをご存知でしょうか?

「定時運行へのこだわり」は安全を損ねるのか?

「定時運行へのこだわりが、運転士にプレッシャー与えて事故につながる」。一見もっともらしい理屈ですが、どうなのでしょうか?

日勤教育の「正しい方法」を考える 大切なのは再発防止

日勤教育は現在でも存在します。日勤教育の「あるべき姿」「正しい形」を考え、鉄道の安全を守っていくために、私の考えるところを書きました。

日勤教育という制度自体は決して悪ではない!

福知山線脱線事故で有名になった「日勤教育」。しかし、日勤教育の「本当の意味」を理解しているでしょうか?

福知山線脱線事故から19年 どんな事故だったのか?

あの事故からもう14年。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。