「安全」を考える
「自分の強みをどうアピールするか?」は就職活動の必須項目。そこのところで悩んでいる学生さんのヒントになれば。
2020(令和2)年6月22日、山陽電鉄の車両が阪神線内で脱線。「ブレーキが効かなかった」ということですが原因は?
JR東海が「レーダ雨量」という指標を導入。大雨時の徐行や運転見合わせについての新たなルールです。噛み砕いて解説します。
JR東海が「土壌雨量」という指標を導入。大雨時の徐行や運転見合わせについての新たなルールです。噛み砕いて解説します。
名古屋鉄道の車掌が、落とし物の財布から現金を着服して懲戒解雇。これは「鉄道の安全を守る資質」にも関係する話です。
2020(令和2)年5月8日、JR外房線で脱線事故が発生しました。黒字の鉄道会社で脱線事故、というのは珍しいです。
コロナウイルス騒動で、鉄道会社は財政面に深刻なダメージを受けるかもしれません。その場合、鉄道の安全に必要な設備を維持するためのカネが心配です。
2020(令和2)年3月18日、岐阜県の長良川鉄道で脱線事故が発生。おそらく原因は「マクラギの不良」です。
JR貨物は、乗務中にスマホをいじっていた運転士を解雇しました。ダメだとわかっているけどやめられない……。そんな「スマホ依存症」という病気について考えます。
コロナウイルス対策として、不特定多数が利用する吊り革に触りたくない人もいると思います。しかし、吊り革に摑まらないと、いざというときに転倒する危険があります。
電車の運行を脅かす霜。東海道新幹線では、霜対策の新手法を試行中であり、それを紹介します。キーワードは「自動化」。
2019(令和元)年10月の台風で起きた、新幹線車両の水没事故。しかし実は、過去にも同じような事件は起きています。
強風時によくあるのが「架線に飛来物が引っ掛かって運転見合わせ」。どういうものがよく引っ掛かるのか? また、どういう日に「架線飛来物で運転見合わせ」に気を付けるべきか?
前々回、前回と、2019(令和元)年9月5日に発生した京浜急行電鉄の脱線事故についての記事を書いています。 ニュースや新聞記事でもいろいろ言われたので、みなさんご存知かもしれませんが、「踏切の異常を知らせる信号が点灯した場合、列車が自動ブレーキ…
2019(令和元)年9月5日に発生した京浜急行電鉄の脱線事故に関する記事です。 どうも昨日あたりから、「運転士は、踏切の手前どれくらいの位置でブレーキをかけたのか?」が焦点になってきているようです。この点について、私の考察を書きたいと思います。…
みなさんご存知かと思いますが、昨日(=2019年9月5日)、京浜急行電鉄で脱線事故が発生しました。踏切内で立ち往生したトラックに、列車が衝突して脱線。トラックの運転士は死亡、乗客にも多数のケガ人が出ました。 今回の記事では、この事故について、私…
数駅ごとに一つの雨量計を設置し、その雨量計で数駅分の範囲をカバーする。現在主流のこの方式、実は問題があります。この問題点を将来的にどう改善していくか?
2019(令和元)年8月21日、JR東日本の東北新幹線で、走行中の車両のドアが開く事態が発生しました。 大きなニュースになったので、みなさんもご存知かもしれませんが、原因は清掃員がドアコックを操作した後に戻し忘れたミスによるものでした。(ドア = …
確認漏れが原因のミスが起きると、「確認の強化」という対策に走りがち。しかし、今までの“延長線上”の対策ではなく、少し違うベクトルで対策を考えてみてはどうでしょうか。
「大丈夫だろう」ではなく「大丈夫かな?」の思考で仕事をする。お客様の人命を預かり、事故を起こしてはならない鉄道会社では特に大切なことです。
鉄道会社が作成を義務付けられている「安全報告書」の始まりの経緯とは? そして、踏切事故や人身事故の傾向も紹介。
鉄道の安全を守るためには何が必要か? 利益を出して、「カネ」を確保することが大切ではないでしょうか。
福知山線脱線以降、定時運転を守る風潮は衰退しました。しかし実は、「定時運行は安全を高める」ことをご存知でしょうか?
「定時運行へのこだわりが、運転士にプレッシャー与えて事故につながる」。一見もっともらしい理屈ですが、どうなのでしょうか?
日勤教育は現在でも存在します。日勤教育の「あるべき姿」「正しい形」を考え、鉄道の安全を守っていくために、私の考えるところを書きました。
福知山線脱線事故で有名になった「日勤教育」。しかし、日勤教育の「本当の意味」を理解しているでしょうか?
あの事故からもう14年。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
鉄道機器も機械ですから、故障や誤動作をまったくのゼロにすることは難しい。